スマホゲーム依存症の治療と病院選び
どうも、ゲーム依存症当事者の、SATAです。
スマホゲーム依存症で苦しんでいる方は、病院へ行く前にネットなどで、ゲーム依存症の専門医院があるかを、調べることからスタート。
よく質問がありますが、精神科です。
〜治療方法〜 通院
病院の医師により、治療方法は様々あるようですが、基本は、薬の服用からはじまります。
通院は、私の場合は半月に1回ですが、症状の改善により通院回数も減少。
カウンセリング希望の場合は、別途費用がかかります。
カウンセリング治療をしていない病院もあるので、確認必須になります。
通院の場合は、必ず専門医師の指導に従って、治療を受けます。
処方された薬は、きちんと決められた量を飲んで下さい。
面倒くさい、忘れてたなどを繰り返すと、医師から注意を受けます。
薬は、継続して飲まないと、効果が出ない場合が多いので、きちんと服用しましょう。
あまりにも効果が出ない場合は、薬を変える場合もあり、まれに血液検査する場合もあります。
採血の理由は、実際にきちんと薬を服用しているか、確かめる為でもあります。
決められた通院日に、通院ができなくなったり、きちんと薬を服用できない場合は、入院となる場合がありますので、きちんと通院しましょう。
〜治療方法〜 入院
入院には、いくつかの種類がありますが、おそらく以下の2種類になるかと思います。
任意入院
当院の医師が、治療のために必要と診断した場合に、ご本人の同意のもとに行っていただく入院です。
ただし、72時間に限り、精神保健指定医の判断により、退院を制限することがある。
医療保護入院
患者さんご本人の同意がなくても、精神保健指定医が、入院の必要性を認め、患者さんのご家族等のうち、いずれかの方が、入院に同意した時の入院です。
精神保健福祉法に基づく家族等とは、次のような方です。(優先順位はありません)
- 配偶者
- 父母(患者さんが未成年の場合:両親が望ましい)
- 祖父母、子、孫、兄弟姉妹
- 後見人又は保佐人、家庭裁判所が選任した扶養義務者
患者さんに、上記の家族等がいない場合、または、家族等の全員が意思を表示することができない場合で、精神保健指定医が、入院の必要性を認めた時は、患者さんの居住地の市区町村長の同意により、医療保護入院となることがあります。
少し難しいですが、簡単に説明します。
任意入院は、
本人の意思に従って入院すると言うこと。
医療保護入院は、
本人が入院を拒否しても、指定された人物の同意で、入院させることができる。
ゲーム依存症の患者さんは、『自分が病気だと認めないことが多い』です。
その為、自分から病院に行って入院するケースが少ない。
この状況からわかる通り、入院は医療保護入院の方が多いかなと思います。
まとめ
ゲーム依存症の治療は、通院して、服用からはじまるのが基本ですが、きちんと決められた診察日に病院へ行き、診察を受け、薬を処方してもらいます。
病院へ行くこともできない患者さんであったり、患者さんの家族も多くいるかと思います。
『病院へなかなか行ってくれない』の相談が非常に多い。
この場合、お近くの区役所又は、保健センターに相談すると、色々な提案をしてくれますので、参考にして下さい。