ニートとは?定義や由来・日本と世界の統計データーなど考察してみました!

9月 10, 2019

ニートって言葉を皆さんも知ってますよね?

『仕事していない人』ってイメージだと思います。

実は、まだまだ色んな意味があるんです。

具体的に解説していきたいとおもいます。

 

ニートの定義や由来とは?

ニートはイギリスからの語源で、正確に英語表記では

Not in Education, Employment or Training(ノット・イン・エディケーション・エンプリメント・オア・トレーニング)

日本人が略してNEETと名付けられました。

  • 15歳〜35歳の教育や職業訓練を受けていない者
  • 雇用されていない者
  • 家事や通学していない者

35歳までの制限があるのは意外と知られてないですね〜

ニートよりも深刻なスネップ

solitary non-employed persons(ソリタリー・ノン・エンプリード・パーソン) 

略してSNEP(スネップ)と呼ばれる者がいます。

  • 20歳〜59歳までの無職
  • 知人や友人がいない
  • 独身・未婚

ニートよりも問題視されており、年齢層が幅広く

大人のひきこもりです。

ニートの人口数

日本や海外でのニート数を見ていきましょう。

日本では、2018年データー統計によると

なんと約71万人のニートがいたようです。

過去のデータ比較では、年齢層別で増加や減少がありますが、30歳〜38歳の中高年ニートの増加が目立つようで、深刻化しているようです。

海外では、トルコ・イタリア・ギリシャの順でニートが多いようで、世界的にトルコが1位で、日本は30位くらいです。(2017年時点)

ニートの性別・男女比率

男性・女性では、男性の方がニートの人数が多いです。

これには理由があり、女性に多い、家事専従者または家事手伝いをニートとして認定していないからです。

実際には、男女比率は大きく変わらないようです。

ちなみにですが、専業主婦の方はニート分類ではありません。

結婚生活の中で育児や家事をしている事は、ニートの定義には当てはまりません。

より詳しい数字やグラフ解説は、厚生労働省サイト・ヤフーニュース記事で確認できます。

労働力調査・(2018年基本集計)

ヤフーニュース記事2018年

まとめ

日本人の誰もがよく使う『ニート』という言葉。

意外と由来がイギリスからなんて知らない方が多いと思います。

定義に関しても、ニートとスネップの違いもお分かり頂けたかと思います。

増加傾向にあるニートが少しでも減ることを願いたいですね。

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