潔癖症が気になる人は要チェック!潔癖と病気の境界線があります。
『よく綺麗好きだね』って言われてませんか?
綺麗好きはとてもいい事ですが
綺麗好きも度を超えると病気になってしまう事があります。
その境い目を紹介したいと思います。
潔癖と病気の境界線
自分は潔癖症だからと感じている人は、多いと思います。
日常生活で潔癖症の人が良くやる行動をいくつか紹介します。
- ポテトチップスを箸で食べる
- 公共機関の乗り物の手すりを触れない
- 地面に物を置けない
- 手洗いを必ずする
- 常にウエットティッシュを持ち歩く
- アルコール用品や除菌グッズを頻繁に買う
- 素手でパンなどを食べない
当てはまる項目ありましたか?
普段の生活で何気なく行っている行動ですが
『潔癖だから』
と言っている方は要注意です。
何故なら、この潔癖が病気の可能性があります。
その境界線は、日常生活に支障があるかどうかです。
例題を上げてみましょう。
自宅に帰ると手洗いをしますね。
その際に自分だけではなく家族や身近な人にも
『手洗いして』
と強要する事がある人は、病気の疑いがあります。
強迫性障害またはOCDと言う病気です。
強迫性障害とは
強迫性障害とは、自分で無駄だとわかっていても、そのことが頭から離れない、理解していながら何度も同じ確認作業を繰り返しする事です。
そして、日常生活にも影響を出していきます。
強迫性障害の詳しい事は、厚生労働省のサイトでより詳しく説明しておりますので、確認して見て下さい。
では、実際に私が経験した強迫性障害を詳しく紹介していきます。
私が経験した強迫性障害の症状
私が強迫性障害になったのは、9年くらい前になります。
こんな病気があるなんて知らなかったので、自分が病気だとは全く思わなかったです。
きっかけは、自宅で食事をしている時に、小さな虫が入っていた事です。
その数日後に、外食先でまた、食事に虫が入っていたのが決定的な出来事かの様に、そこから病気が発症しました。
この日を境目に、虫に対しての恐怖が増して、とても気持ち悪い感情から、虫に対しての強迫観念が強くなりました。
この時に、『口の中が虫に感染した』
みたいな感情になり、歯磨きを何十回もする意味不明な行動をした事から
病院へ行き、強迫性障害と診断されました。
主な症状は
- 何度も歯磨きをする
- 家族にも歯磨きを強要する
- 毎回、新しい歯ブラシを使う
このような行動を意味もなく繰り返してました。
強迫性障害の特徴でもある
『自分で意味のない行動を繰り返している自覚がある』
まさにその通りですね。
潔癖症の克服方法
潔癖症を克服した皆さんにおすすめの方法を紹介します。
・薬物療法
強迫性障害の原因の1つに、セロトニン異常が考えられます。
不安感や憂欝感などを薬で取り払う事ができます。
薬の種類は主に、SSRIや抗うつ薬です。
副作用も少なく、セロトニンの働きに作用する為よく使われますが、薬の種類により長期的な服用が必要な場合もありますので、医師に相談してみて下さい。
・暴露療法
まとめ
きれい、汚いの感覚は、十人十色ですが
潔癖が酷いかも?
身近な人に迷惑かけてるかも?
そう思っている方がいましたら
病気を疑ってみると良いです。
皆んなが気持ちよく生活を送る為にも。
この記事が少しでも何かのヒントになればと思います。